2010.05.01
一意専心
この数年、後楽園ホールへよく行きます。
おとといの昭和の日にも、店番を嫁さんに頼んで、仕事を早引けして行ってきました。
(そのために前日は午前2時まで残業!)
知り合いのプロキックボクサーの応援です。
勝負の世界は気持ち良いものです。勝つか、負けるか、それだけ。
どれだけ努力しても、どれだけ才能に恵まれていても、どれだけ気持ちが強くても、
結果はどうなるかはまったく分からない。
相手も同じように”絶対に勝ちたい”のですから。
「結果よりも、それまでの努力が大事」なんて、120%の努力をしている人間だけが
言える科白。
観衆・友人の前で無様に倒れるかも知れない不安を一人で抱えて、もがいて必死に
練習に励む背中は、格好良いです。
勝っても負けてもチャレンジする姿は、美しいものです。
命のきらめきが見えます。
30歳を超えたあたりから、何を見ても聞いても、全て自分の仕事に置き換えて
考えてしまいます。
僕が世間で勝負できるのはこれだけ、家具製作だけです。
もっともっと、負けないよう頑張りたいと思います。
「あ」