明日から
東京デザイナーズウィーク2010始まります!
当日券2000円・前売り券1500円ですが、少しでもご興味のある方は、是非行って参加して楽しんで欲しいです。今年は22時まで開催していますので、お仕事帰りでも間に合います。
不景気の今こそ、「次」のことを想像してワクワクしたいと思います。
「あ」
smile
最近のこと
最近はこの業界の景気も復調してきたのか、なかなかみんな忙しいようです。
忙しい自慢ではないのですが、わが工房も所狭しと次々と出来上がる
大型の造作家具に占領され、身動きが取りづらい状況です。
何せ20坪弱の小さい工房なので場所のやりくりが大変です。
今回の仕事では、4週間という僕らとしてはなかなか長期といえる工程表を作り、
それをコツコツとこなしているので今のところ致命的な遅れは出ていません(笑)。
現在取り掛かっている写真の家具たちは、大部分のパーツを家具専門塗装業者さんに
ウレタン塗装をお願いしています。
塗装屋さんに預けている家具と、工房で進めている製作中の家具、また塗装上がりで
次の工程を待つ家具、塗装がいらない家具パーツなどに分類して、
それぞれの締め切り日にパズルのように入れ替えていきます。
限られた時間とスペースのやりくりです。
無垢の分厚いテーブル製作に没頭、といった作家的時間(笑)も楽しいのですが、
ひとつの大きな仕事を細かく分断・分類して、時間に割り振ったりスペースを分けたりして
流れに乗せる工程管理も最近になって楽しめるようになってきました。
足りない能力を必死に補おうと努力しています。
ひとくちに家具工房といっても、作家さんと言われるアーティストの立場の方から、
デザイナーさんの図面を現実のカタチや空間に落とし込むノウハウに強い技術屋さん、
デザインと製作をこなす人、またプロデュース能力やPRに長けている面々、
などなど色々なスタンスの工房があります。
それぞれの長所が素晴らしい能力を発揮していて、見習うべきところはとても多いです。
家具屋としてどう在りたいか、言い換えると、どう世の中に関わっている家具屋なのか、
はいつも考えていたいです。
「あ」
家族の風景
円卓の製作はいつも楽しい気持ちになります。
そこに家族の団欒が生まれるのが目に浮かびます。
これは厚み40mmもあるので、そこにあるだけで「ドン」とした感じに。
重く、硬く、堂々と。
「あ」