三寒四温
春とはいえ寒い日が続きますね。
展示会では諸先輩方から貴重なご意見をいただけました。
いろいろな考えがあり、いろいろな物作りがある。
みんな違っているから面白いのだと、改めて気付かされます。
* * *
ところで、次の家具は、アーリーアメリカン時代の復刻版ペンキや、
節だらけのホワイトオーク材を使っての家具を作ります。
そのお客様とは工房移転以来のお付き合いで、
今回も「アズクラの作りたいものを作っていい」というご依頼内容です。
仕事で一緒に遊ばせてもらっている。
これって奇跡的なことだと思います。
ただただ感謝、です。
「あ」
新宿にて
独立前に通っていた「家具デザイン研究所」の展示会が始まりました。
「暮らしの中の木の椅子展」入選作品など、様々な受講生によるいろいろな展示品が見られます。
AS.CRAFTからは定番サイドボード「MIDDLE TYPE A」が出張っております。
(そろそろ新作を作らなきゃ、ですが)
「デザイン学校」の卒業生によるエキシビションの中、うちのはあまりにシンプルで当たり前な
家具で大変恐縮なんですが・・・。
お近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄り下さいませ。
■OZONE卒業制作・研究発表展2008 「家具デザイン研究所」
リビングデザインセンターOZONE (6F リビングデザインギャラリー)
東京都新宿区西新宿3-7-1新宿パークタワー
3月19日(木)〜24日(火) 10:30〜19:00
入場無料
「あ」
春
保育園からご注文をいただきました。
0歳、1歳の園児さんたちの椅子です。
「明るく、シンプルで、あたたかいものを。」
今の時世の中で、予算的にも贅沢なことはできないけれども、
子どもたちが直接触れるところにはぬくもりのあるものを。
木のもつ温かみを感じて育ってほしい・・
そういったお話も伺いました。
一昨年、昨年生まれたばっかりの赤ちゃんたちが、もしかしたらはじめて座る
木の椅子になるわけです。
4月の入園に向けて、がんばって作ります!
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試作の椅子の小ささ、脚の短さを見ただけでほおが緩みます。
かわいい・・・
ただ、それが37脚となると、作り応えがあります。(かなり。)
切って切って、削って削って、掘って掘って、せっせせっせ・・
一日中木と向き合って、同じ作業をひたすら続けます。
やさしくあたたかい木の椅子になるように。
私たちも、完成品がずらりと並び、春の保育園で園児さんたちが座り、
遊んでくれる日がとっても楽しみです。
「さ」
首痛
一週間ほど前、首が痛くなってしまいました。
正確には、首を回すと背中の肩甲骨の内側辺りがとても痛くて
首を動かせないといった状況です。
背中や肩のコリ、ちょっとした痛みはいつものことなので、いつも忘れているのですが、
数年に1度、何も手につかなくなるほどの症状に襲われます。
(たしか、前回は家具の研修旅行で初のヨーロッパ、デンマークでの事。
同行していた中国系の奥様にタイガーバームをいただいたりしましたが、滞在中はずっと
痛み、連日のバス移動は応えました・・・)
痛めたその日は書き物もできず、寝ていても痛いので仕事は早帰り。
先週は仕事の方は無理せずそこそこに、大好きなバレエも当然お休み。
おとなしく過ごしました。
安静と痛―いマッサージが効いてか、日に日に首(背中)の症状は改善。
ここの筋肉の痛みとは長い付き合いなので、完治には時間がかかりそうな感じですが、
今ではほぼ自由な体を取り戻しました。
でも、良くなってからが大事。
これからもケアとトレーニングをちゃんとして、このようなことがないようにしなければ、と
思っています。
ところでたまたま最近、「首が痛い」と言う声が近いところから聞こえてきました。
工房の近所のラーメン屋さんのおばさん、私の好きなご近所のイラストレーターさん、
そしてうちの職人さん・・・
温かくはなって来ましたが、気温の変化も大きいし天気も不安定だし、体調管理の
難しい季節です。
どうか皆さま、ご自愛くださいませ〜。
ソックスは耳の病気でいつも首をかしげています。↑
私も3,4日こんな感じでした。↑
ソックスの首かしげは可愛いのに、私の方はトホホです。
「さ」
映画とか
最近見た映画「CHE Part1」「CHE Part2」「Changeling」と、そして
近頃ずっと心に残っていた、村上春樹さんのエルサレム賞でのスピーチ。
何かが繋がっている・・・・・?
? ? ?
ちょっと古いけれど・・・・・「反体制」という言葉がぴったり来る。
小さいお店を細々とやってると、そんな匂いにつられて気になってしまうのかも知れません(笑)。
腑に落ちました。
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余談ですが、プレス掲載のお知らせです。
『Free&Easy』 4月号 (2009年2月28日発売) イーストライツ発行
最近は本当にありがたいことに、素敵な雑誌に取材していただく機会が増えてきました。
今回は、この不況の時代「手に職」つけてライフワークにしませんか?という特集記事の中
様々な種類の職人たちの一人として、取り上げて頂いております。
なんだか偉そうなコメントが載ってますが、ご容赦ください・・・・・。
「あ」