バースデー
先日はソックスの誕生日でした。
13歳です。
仕事に追われバタバタしていて、昼ごはんを食べに外へ出たときに突然思い出したので、
何かお祝いを・・・とコンビニへ。
犬のおやつがなかったので、ねこ用のカツオのおやつを買ってプレゼント。
ものすごく嬉しそうにかぶりつき、
事務所の床にまき散らしながらぺろっと食べてくれました。
オムツも似合うお年頃です。
「さ」
そざい
素材の魅力。
分厚い無垢材を使って、そのものの存在感だけに頼ったテーブルを作らせていただきました。
本物やら偽物だとか、クラフトやらアートだとか、個性やら没個性だとか、作り手やら売り手の文句はその辺に置いとこう。
「あ」
松江へ
子どものころ、6歳までに6つの町で育ちました。
その中でも一番長い期間住んでいて、東京から一番遠いのが島根県の松江。
都内の実家に帰ると「松江行きたいね〜。」という話を母とよくしていたのですが、
最近やっと実現しました!
職人さんとソックスを残し、休みをもらって思い出の松江へ。
思い出の・・と言っても住んでいたのは私が3,4歳の頃。
覚えているのは雪の中歩いた幼稚園への道
(と言っても道順までは覚えていません。一部の風景だけ。)、
社宅の近くの通り、宍道湖に掛かる大きな橋、
お城(たぶん松江城。ここで松の木から落っこちてきた雪をかぶったのは、忘れられない思い出。)
など、数少な。
でも、幼稚園にあがって友達ができて、遊んだり冒険したり、いろんなことを吸収してきた(であろう?)松江の記憶は、
冬の山陰のどんよりとした雪雲とは反対の、明るくわくわくするようなイメージがとても強いのです。
母と二人、地図とあやしい記憶を頼りに半日散策。
幼稚園は移転し、社宅は新しいマンションになっていましたが、
社宅の前の通り、角にあった駄菓子屋さん跡などはイメージのまま。
「ひとりで自転車に乗って通りに出てはいけません。」と言われていたのに、
約束を破って通りにこぎ出し、側溝にタイヤがはまってすぐにあやまりに行ったことや、
駄菓子屋さんで瓶のコーヒー牛乳を買ってもらい、浮かれとんで社宅の前で転んで瓶を割ったことなど、
様々なお転婆のキロクはここで生まれたのだな〜としみじみ感じてきました。
そして、子どものころはよくわかっていなかったのですが、堀川と緑に囲まれた
静かでとても美しい、日本の良さがすぐ身近にある所が松江の町でした。
(松江は和菓子の町でもあるそうですよ。)
懐かしい記憶をたどり、日本海・宍道湖・田園風景に癒され帰ってきました。
さあ、東京での生活、仕事もがんばろうっと!
「さ」
↑帰りに寄った 鳥取砂丘。お天気がよく風もさわやかで砂丘歩き日和だった。
停滞
来月にある大規模なマンションリフォームの準備作業をしています。
なかなか取り決め事項が固まらず、自分の本領である製作段階に進まない。
クライアントの希望から図面へ。図面から3次元の現実へ。
そして厄介な予算と納期・・・
絡まった糸玉を、ひとつひとつほどいて行く間に時間はどんどんなくなって行く。
停滞・・・ですね、今は。
ちょうど肋骨にヒビが入ったばかりだから、丁度いい、かな?
「あ」
浅草にて
仕事を終えた後、ふらっと浅草に行きました。
シャッターが下り、人影まばらな仲見世通り。
真夜中の遊園地まではいかないけど、ちょっと異次元な感じで不思議な世界がある。
夜の浅草の裏通りは、それ以上に楽しいです。
散歩にはもってこいの季節がやってきました。
* * * * *
それにしても、宮大工ってすごいものですね。木工家として尊敬します。
「あ」
ダッコちゃん
ソックスは抱っこ好きです。
優しくなでてもらうのも、もみくちゃにされるのも嬉しそうですが、
抱っこの時のまどろみかかった顔は、何とも言えずイイ顔です。
そんなソックス、今月は誕生月です。
もうすぐ13歳、りっぱなお爺犬でございます。
これからも長生きしてくれますように。
「さ」
↓膝の上でもスヤスヤ
風薫る
早いもので、もう五月なんですね。
最近「早いもので・・・」というが口癖になってきたようで、これもやはり歳のせいなのでしょうねえ。
地に足つけて考えて生きて行かないと、まずいですよねえ。
考えよう、とすると「考える時間が欲しい」なんて思ってしまいますが、皆さん全力で走りながら考えてらっしゃるのです。
みんなすごいなぁと思います。周りにいる頑張っている人たちからの刺激は、自分のエネルギーになります。
今日の納品の帰り道、ゆっくりと車を走らせながら、そんな事をぼんやりと考えました。
「あ」