試作
あっという間に11月も終わりですね。
あたふたしつつも、何とか今年中にオリジナル家具に加える予定のスツールの試作品が
出来ました。
やはり図面よりも、実物大模型が一番です。
いつも通り、目新しさや刺激はないデザインですが、この先もずっと在り続ける安心感
を持てるスタンダードなカタチです。
座面も無垢削り出しと、数色の布地貼りの数種類をご用意します!
かなり可愛らしいものになりそうですので、ご期待ください!!
取り急ぎのご報告・・・・・ふー。
「あ」
ハンドメイド
いつもいつもではありませんが、家具用に注文した金物などが
丁寧に紙にくるまれて届くことがあります。
無漂白で(たぶん)、よい風合いで、その包み紙をつい捨てられず
とっておいてしまいます。
今日は、ちょっと時間があったのでその紙で袋作り。
なんだか、昔のおばあちゃんのよう・・・と思いながらも、
パソコンで ピピピッ とする作業より、
こういう事をしている時間の方がときめいてしまいます。
茶色いざっくりとした紙質は、折り目やテープを剥がした跡、
小さい穴なんかも素敵に見せてくれます。
アズクラのはんこを押して出来上がり。
こんな手作り感たっぷりの袋で、お買い上げいただいたオイルなどを
くるんでお渡ししようかな、と思っています。
「さ」
円卓
丸いナラの無垢材のテーブルです。
コノマ設計所を主宰されておられるご夫婦がご自宅用にデザインされたもの。
とにかく円卓の可愛らしさに惚れこみながらの製作でした。
これを家族で囲む絵が自然に思い浮かびます。
いつものようにオイル塗装は、ショールームの片隅でおこなったのですが、
とにかく佇まいの愛らしさにやられました。
見慣れたショールームの一角が、不思議と華やいだような錯覚がもたらされて、
”人が集まる場所”が用意された感覚です。
今年中に丸テーブルをラインアップに加えることを決めました!
オーダーメイド家具製作という僕の仕事の全ては、お客様にとって「特別なもの」
であると自覚していますが、僕にとっても毎回が「特別な仕事」です。
今回も「人手に渡るのがちょっと寂しい」という、誠に本末転倒な気持ちで
お届けに上がりましたが、ご夫妻の本当に温かいお人柄に触れられて、
また、古い家をリノベーションされた素敵な空間に納められたテーブルが
幸せそうに見えました。
新しいものを取り込みつつ古いものを大切にする、共感することが多く
納品というより学びと雑談の時間になってしまいました。ありがたい事です。
「あ」
看板
ちょっと前になりますが、工房の切り文字看板をリニューアル。
といっても、AS.CRAFTの後に「FURNITURE」を付けただけ。
よく「何屋さんですか?」と聞かれるので、これで少し分かりやすくなったでしょうか?
「あ」