秋の始め
本日の午前中は、遠く藤沢市から打合せにご来店下さった方がいました。
地元や都内の色々な家具屋さんを巡り、うちにたどり着いたという
とても嬉しいお話を下さいました。
今年はなぜか、横須賀や鎌倉など湘南方面のお客様が多くて不思議です。
遠いところ本当にようこそ!の気持ちです。
期待を裏切らないよう、言葉ではなく、お届けする家具で精一杯応えます。
「あ」
被災地に木の遊具を創ろう!
先週末は工房を臨時休業させていただき、東北大震災の被災地
岩手県大船渡市・陸前高田市に行ってきました。
震災から2年半。
ずっとずっと、被災地へ行って何かできることがしたいと思いながら、
実現していませんでした。
そんな中、偶然見つけたのが「被災地に木の遊具を創ろう!」という
ボランティアツアーです。→CRAFTMAN世田谷
被災地はまだまだ小学校の校庭に多くの仮設住宅が建ったままで
子どもたちの遊び場が少ない状況です。
そこに木のお家や遊び場を作るという活動内容は、私たちにぴったり!
即、申し込みました。
* * * * *
9月14日 早朝。
夜行バスで大船渡市の小学校校庭にある仮設住宅に着きました。
そこにある集会場で寝泊まりします。
校庭の一角で、グループに分かれて作業開始。
私たちは「ミニキッチン」担当。
少ない木工関係者とたくさんの木工未経験者、限られた材料を前に
何がどうできるか、皆で頭をひねります。
お昼はツアースタッフさんと地元のお母さんたちのこしらえた
カレーライスとつみれ汁。
水揚げしたばかり、新鮮サンマのツミレは絶品! 元気100倍です!!
1日目のタイムリミットぎりぎりで、キッチン完成!
なかなか可愛く出来ました(自画自賛)。。
2日目は陸前高田市へ移動。
陸前高田市は平地が広く、津波が町の奥まで襲いかかった地域。
テレビのニュースで見た光景を目の当たりにしました。
5階建ての鉄筋の建物。
ガラス窓が残っているのは5階だけ。
奇跡の一本松。
木造家屋は流され、一面広い草むらに。
まだまだいたる所に残る瓦礫の山。
午後は陸前高田の復興の足掛かりとして立ち上げられた「ヤルキタウン」
というコミュニティー広場での活動。
タウンの裏の小山の上に木製遊具を作ります。
台風の影響で昼前から降り始めた雨は、だんだん強くなり、風も吹いてきましたが、
風雨決行!!
ドロドロのズブ濡れになりながら、時間いっぱいまで作業をしました。
完成までは至りませんでしたが、続きは地元の方たちに託し、今回の活動を
終えました。
帰りのバス休憩。
栃木県の佐野サービスエリアは台風が去り、金色の夕焼けでした。
* * * * *
さまざまな地域から老若男女が集まり、力を出し合った活動、
地元の方とのふれあい、震災の爪痕を心に刻むこと・・・。
短い時間でしたが、とても貴重な経験となりました。
今後も自分たちにできること、探して続けていきたいと思います。
おまけ ↓ 職人さんと主催の白井さん
「さ」
臨時休業のお知らせ
■臨時休業のお知らせ
誠に勝手ながら、9/13(金)〜9/16(月)の間、臨時休業させていただきます。
スタッフと共に、岩手県陸前高田市と大船渡市にて、木工による復興支援活動に参加いたします。
お待たせいているお客様、ご来店予定のお客様には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、
ご了承くださいますようお願い申し上げます。
※9/17(火)より通常営業となりますが、9/18(水)は定休日ですのでご注意ください。
AS.CRAFT
嵐、去る。
ここ数日、台風と秋雨前線の影響で、日本中のあちこちで大きな被害が出てしまいました。
昨晩から今朝にかけて、東京も雷が激しく鳴り、その音で何度も目を覚ましてしまうような
暴風雨となりました。
先々週の浸水のこともあり、今日もドキドキしながら早めに出勤したところ、今回アズクラ
は大丈夫でした。
(昨日今日も、ご心配の声をいただき嬉しい限りです。ありがとうございます。。)
昼過ぎには雨もあがり、夕方は空もきれいでした。
予定通り、仕事を進められます。
とは言え、大きな被害に合われた方は、嵐の去った今も大変な思いをされていることと
思います。
この10年くらい、私たちが子どものころに比べて気候が激しくなってきていることを
肌で感じます。
台風シーズンはまだまだ続くと思いますが、どうかお手柔らかに…と祈るばかりです。
「さ」