2009.03.17
春
保育園からご注文をいただきました。
0歳、1歳の園児さんたちの椅子です。
「明るく、シンプルで、あたたかいものを。」
今の時世の中で、予算的にも贅沢なことはできないけれども、
子どもたちが直接触れるところにはぬくもりのあるものを。
木のもつ温かみを感じて育ってほしい・・
そういったお話も伺いました。
一昨年、昨年生まれたばっかりの赤ちゃんたちが、もしかしたらはじめて座る
木の椅子になるわけです。
4月の入園に向けて、がんばって作ります!
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試作の椅子の小ささ、脚の短さを見ただけでほおが緩みます。
かわいい・・・
ただ、それが37脚となると、作り応えがあります。(かなり。)
切って切って、削って削って、掘って掘って、せっせせっせ・・
一日中木と向き合って、同じ作業をひたすら続けます。
やさしくあたたかい木の椅子になるように。
私たちも、完成品がずらりと並び、春の保育園で園児さんたちが座り、
遊んでくれる日がとっても楽しみです。
「さ」