この季節は夕焼けがキレイで、見とれることしばしばです。

久々に吉田拓郎の歌を聴いています。

ダサいです。泥臭いです。そこがいいです。

自分の原風景は、そんなダサくて泥臭くとも、小春日和に干した布団のような

温かい匂いがするような景色にあって、そこにこそ切ない幸せを感じます。

そんな小さくてありふれたイメージを、独り善がりなものにはせずに、

かといって時代に寄り添い過ぎないよう気をつけて、

作り出す家具たちに反映させていくことがアズクラの役割だと考えています。

今はまだまだ数少ない、アズクラのことを好きでいて下さるお客様たちを失望させないよう、

新しくて懐かしくて、素朴で泥臭いけれども格好良い家具を生みすべく励んで行きたい、

と思った夜でした。

「あ」